来年はナッツの値上げは避けられない？！話

 

 

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

 

アメリカ現地でのナッツの収穫が進み、少しずつですが来年の傾向が見えてきましたので

 

ご報告させていただきます。

 

まずニュースで見た方もいらっしゃるかも知れませんが

 

今年アメリカでは干ばつが酷く、ナッツ農地への水が州政府より制限が掛かった事もあり

 

アーモンド、くるみ、ピスタチオ等、の収穫量が伸びませんでした。

 

粒も若干小ぶりなものが多くなりそうです。

 

この干ばつのニュースはやや過剰気味に報道されており、

 

ナッツが全く採れなかったりとか、そういう事ではありません。

 

新物のナッツをきちんと皆さんにお届けできると思いますが

 

ただ現段階で原料価格で前年比の3割程は上がるとの見通しが立っています。

 

そして、この件に重なるような要因がナッツ業界の人間を悩ませています。

 

それは去年が大豊作だったという事です。

 

豊作になると価格は落ちます。現に去年のナッツの市場価格は直近10年で1，2を争う安さでした。

 

ネットでの商品も同業者から見ても信じられないくらい低価格の商品が登場し

 

なんなら全く他業種だと思ってた大企業がナッツを破格で売り始めたりと

 

コロナ化でのお取り寄せ需要もあってか、ECナッツ市場はレッドオーシャンと化しました。

 

え？アシストフードさんのナッツはそんなに安くなかったって？

 

えー、、当社のナッツは他のナッツ会社が気にも留めない部分に労力とコストを割いており

 

そういう部分は逆にお客様には絶対伝わると信じております。

 

そのあまり安くないナッツを信用代込みで買っていただいているお客様に心から感謝すると共に、

 

少しだけ持論を述べさせていただくと。

 

自分はナッツ売りは長距離走だと思ってます。

 

しかも平らな道では無く、途中にはアップダウンがある峠の様な長距離です。

 

先ほど去年は10年に１，２を争う安さと言いましたが

 

逆に10年に１，２を争う高値も存在しうるという事です。

 

そのような山谷を駆け抜けようとした時に、下り坂だと思って勢いよく飛ばすと

 

後々、上り坂になった時にとんでもなく辛くなる事を体験してます。

 

いま現実として、まさに下り坂が終わり、上り坂に入ろうとしている所でしょうか。

 

下り坂でそこまで飛ばさなかった分、多少の頑張る余力が他社よりあると考えています。

 

既に他社で値上げは始まっていますが、当社もあげるかどうかの判断は先にのばしています。

 

Amazonの販路で売っているくるみ、アーモンドはおそらく上げるとは思いますが、

 

ミックスの価格は現状の価格か、もしくは値上げは少しで維持できるかも知れません。

 

品質を上げつつもお客様が普段使いできるようなバランスの価格での提供をと考えております。

 

このようなぶっちゃけたお話が出来るのもお客様を信用しているからでございます。

 

いつもご利用いただいているお客様に感謝するとともにご健康とご多幸をお祈りいたします。

 

また、ブログを書く習慣がまったく根付かないので今後は多少頑張って書いていこうと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

アシストフード